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リアルタイムcheckkun

時事ネタや映画やモーニング娘を中心にしたハロプロのことを中心に記します。

ラ・ラ・ランドは映画館で観てほしい作品

ラ・ラ・ランドを観てきました。

私は映画をよく観るわけでもなければ、俳優さんもあまり知りません。
それでもラ・ラ・ランドを観ようと思ったのは、アカデミー賞で多数ノミネートされて話題になっていたから。
(※この記事を書いてる間にアカデミー賞が発表されました。監督賞、主演女優賞、作曲賞等を受賞しました。)

結論としては、
映画館で観てよかった!!!
そう思える作品でした。

テレビやネットで、多くの人が素晴らしい!と伝えていた本作品。
プロモーション映像やストーリーの概要だけでは何故そんなに称賛されるのか、ちょっと分かりませんでした。
それなら観てみよう!と思ったのがきっかけです。

事前の私の知識は下記くらいです。
エマ・ストーンが出演していること。
(アメージングスパイダーマンを観ていたので知っていた。)
・女優を目指す女性と売れないピアニスト?の恋愛を描いたミュージカル。
・朝の情報番組で紹介された、このシーンはこだわった!等の断片的な知識。
アカデミー賞に多数ノミネートされていること。

ではネタバレ含む感想です。

まずオープニングで圧巻されました。
これからミュージカルをやるよ!
一つの物語がはじまるよ!
歌うよ!踊るよ!
と、全てにおいて訴えかけてきます。

各々の車のステレオから流れる、様々な分野の音楽。
それらがあいまって、一つの盛大な音楽になっていき、様々な人種、年齢層の男女が唄い、踊ります。

このシーンは入念なリハーサルの後、限られた時間の中、実際の高速道路で撮影したそうです。
歌い出しの女性が素晴らしくて目を惹かれました。
きっと緊張しただろうなあ。

そしてオープニングが終わりタイトルが。
私はこの時点で既にスタンディングして拍手したかった!
元々涙もろいので、この時点で感動で涙をこらえることに。
手元で音が出ない拍手をし、心でブラボーと叫びました。

そして季節が一転、冬。
この物語の主人公達が出てきます。
女優を目指す女性は毎日オーディションを受けるも、落ちてばかり。
それでも少しでもチャンスを掴もうと、ハリウッドのセレブ達のパーティーに出掛けて脚本家等に顔を売りにいきます。

ここのギャップが個人的に面白かったです。
彼女に女優の仕事はほとんどありません。
カフェで働き、女友達とシェアハウスをしてるくらいなのでお金はそんなにもってないはず。
でもパーティー自体は華やかに行われています。

恐らく、パーティーの参加者たちの多くも、このロサンゼルスで夢を掴もうとする若者達。
有名な監督や俳優やプロデューサーやスカウトマンがきていて、自分をアピールするチャンス。
みんなそんな思いでパーティーに参加してるのです。

そしてピアニストの登場です。
彼もまた夢追い人。
いつか本物のジャズを多くの人に聴かせることが彼の夢。
変わり者で頑固者です。
彼はピアニストとしてレストランでピアノを弾きますが、マネージャーからは決められた曲しか弾いてはいけないと注意されます。
弾くのは彼が思い描く曲とは違う曲ばかり、しかも食事とおしゃべりに夢中のお客さん達は誰も聞いていません。
嫌気がさして、彼は自分の好きな曲を弾きます。
偶然その曲を弾いてるときにヒロインが店の前に通りかかるのです。
その曲に惹かれて店に入り、ヒロインは彼に魅せられます…。

と、こう記すと一見ロマンチック。
でも二人の出会いは元々最悪で、この後も彼は声を掛けようとした彼女を無視するのです。

そして季節は春。
恋の季節ではあるけれど、再開した彼らはそう簡単には恋に落ちません。
お互いすこーし、意地になってしまってるのです。
夕暮れの時の夜景は綺麗だけど、恋には落ちない。

そう二人は言い合います。
けれど彼が雨に歌えばのごとく歌を唄い、彼女が一緒にタップダンスを踏み、少しずつ距離を狭めていくのです。

そう少しずつ、彼等は惹かれあい、そしてとうとう恋人同士になるのです。

季節は夏になります。
夢追う二人はお互いの夢を応援しながら、ハリウッドの様々な場所でデートします。
目まぐるしく変わる場面転換と衣装で、二人が恋を謳歌してるのがとても伝わってきます。
それがまたとっても素敵!
いずれも有名なデートスポットらしいのですが、こんな場所でデートしたい!と思わせる素敵なロケーションばかりでした。

彼は彼女のために一人芝居を提案し、応援します。
彼女は彼のためにお店のロゴマークを作ったりして応援します。
彼等はお互いの夢を応援し、愛し合う、まさに理想的なカップルでした。

けれど彼が新進気鋭のジャズバンドに入ったことで、彼等にすれ違いが生まれていきます。
彼女は一人芝居の準備をしつつも、相変わらず売れない女優のまま。
彼は多くの人の目に留まり、多忙になっていきます。

愛し合ってる気持ちは変わらないのに、
夢を応援する気持ちも変わっていないのに、
お互いの変化が少しずつ、すれ違いを生んでいくのです。

季節は秋に移ろいます。
彼女の一人芝居の結果は散々でした。
それを気に、二人は一度離れます。

けれど今度は彼女にチャンスが巡ってくるのです。
彼女はチャンスを手にします。
そして彼はそれを応援するべく離れます。
彼等は愛し合っていたのです。

cityofstarという曲を二人が歌うのですが、胸が苦しくなるような、切ないのに前向きな不思議な曲です。
この曲を歌うシーンは生で録音されたそうです。

エマストーンはけっして、歌が上手い女優ではありません。
もちろん下手ではないですが、歌唱力が秀でてるとかではないのです。
しかし終盤の自分語りのシーンは、集中して聞いてしまいました。
彼女が、まさにこれから女優になる瞬間でした。

五年後、彼等は再開します。
お互いに夢を叶えて。
さあフィナーレです。

出会って、恋に落ちて、デートして、ピアノの仕事も、一人芝居もなにもかもうまくいって、二人が幸せになる。
そんなストーリーを大きな紙芝居のような、早回しのフィルム映画のような、壮大な一枚の絵のような演出に魅せられます。

もうこの時の私の涙腺は崩壊。
でも私の周りで泣いてる人はほとんどいなかったので、私だけかもしれません。

音楽は楽しいのに、 ただただ切ないのです。

夢を追う人。
かつて夢を追っていた人。
今恋をしている人。
かつて恋と夢の狭間に悩んだ人。

誰もが経験があるようなストーリーは、等身を重ねることができます。

オープニングとエンディング、そして音楽は映画館で観ると迫力が違います。
映画館だからこそ伝わる演出だとも思います。

またヒロインの衣装がとてもステキでした。
衣装の色はかなり拘ったようです。
青い服装が多かったのですが、青には「希望」という意味合いが込められてるそうです。
とても似合っていました。

全編を通して、演出と音楽がほんとに素晴らしく耳にも目にも印象に残りました。
歌って踊るシーンは目が離せませんでした。

この作品を映画館で観てよかった!
これが私の感想です。

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック